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Live Love Music


一年に約50本のライブに行く、音楽中毒なsinのブログ
by skystarseanaight
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サッドヴァケイション

やっと見ましたよ!
浅野さん主演の、サッドヴァケイション

サッドヴァケイション_d0027378_1425628.jpg


11年前の映画Heleplessの続編なるものなので、
とても楽しみにしていた映画だった。
この映画見ましたが、かなりの衝撃だったので、
どんな風にストーリーが繋がっていくのか?
かなりドキドキしつつ映画を見ていました。

ストーリー

北九州の港に一隻の船が到着する。
乗っていたのは中国からの密航者、彼らの手引きをしていた健次(浅野忠信)は、
船で父親を亡くした少年アチュンを連れて家へ逃げ帰った。
5歳のときに母に捨てられ、精神をやんだ父も自殺してしまった健次は、
ある事件をきっかけに、幼なじみでヤクザだった安男の妹ユリ(辻香緒里)と暮らしていた。
知的障害者であるユリ、幼い無邪気なアチュンとの新たな共同生活に、
健次は安らぎを感じる。


浅野さん登場では長い髪でした。
船の中のシーン、本当は悪いことしているのに、
怖さを感じない健次、表情は特にないのだが、
妙に彼の姿を追ってしまう。
水に浮かぶシーン、
とても印象的だった。
静かで、とてもきれいでした。

まだ初まって10分くらいで、かなり私は満足してました。
やはりいいです、青山真治監督!

3人のシーン、浅野さんの私生活でのお父さんぶりが感じられるよう、
子供を見る目が、なんとも優しげ・・・
11年前の健次には、なかった、ぬくもり。

若戸大橋のたもとに間宮運送という小さな運送会社がある、
社長の間宮(中村嘉葎雄)は、かつてバスジャック被害にあった梢(宮崎あおい)、
借金取りに怯える後藤(オダギリジョー)をはじめ、いろいろな傷を持つ流れ者達に、
職と住処を与えていた、
彼らはお互いを詮索することなく一定の距離を保って生活しているが、
本当は心のどこかでつながりを求めている。行き場のない彼らを、
間宮は放っておくことが出来ない。


梢役、宮崎あおい登場、
ほんとうに、清らかで、かわいいよねー・・・あおいちゃん、
この映画の中では、とても悲惨な体験をした女の子、
笑顔の中には、どこか哀しみが感じられる。


この暗いストーリーの中では、彼女の存在は天使だね、
苦しいことを経験した彼女は、みんなの癒しのような存在、
サッドヴァケイション_d0027378_15161439.jpg

オダギリジョーさんを優しく抱きしめるシーン、
よかったなー・・・

まれで接点のないかのように見えたこの二つの疑似家族が運命のいたずらによって、
交わることなる。
中国の追っ手から逃れるため健次は、運転代行へ職を変えた。
ある日、慣れない酒に酔って運転出来なくなった間宮と出会う。
そして間宮運送まで送り届けた健次は、玄関先に出てきた間宮の妻、千代子(石田えり)の姿を見て、驚愕する、
千代子は、かつて健次を捨てていった母に違いなかった。
サッドヴァケイション_d0027378_14595887.jpg

再び、母とひとつ屋根の下で暮らし始めた健次、
「あの女を不幸にするためなら、どんなことでもやってやる」
ずっと秘めてきた健次の復讐心は、日に日に大きくなる千代子といいう母親の存在に惑わされ、
翻弄される。
唯一心を通わせる恋人の冴子(板屋由夏)に会ってもイライラの消えない健次は、
ある夜、ついにその復讐心を異母兄弟の勇介(高良健吾)にぶつけ、失踪へと追い込む。


いつもはとてもおだやかで静かな健次、
彼が母親の千代子に、うらみをぶつけるシーン、
ほんと、毎回浅野さんを見ていて思いますが、
本物を見ているようなんだよねー・・・
リアル、芝居じゃないような感じ、
その迫力に、胸が痛くなる、


かつて母だった女、そしてかつて息子だった男、
つながりを求める者、そして断ち切る者、
どんなに健次が千代子に復讐を果たそうとしても、
その前に立ちはだかる偉大なる母性、
すべてを包み込みながら美しく生きる、ゆるぎない女達、梢、ユリ、冴子、しして千代子、
優しく、したたかな女達の笑顔が、男達を未来へと導いていく。


Helpressは、独特な男の世界が感じられたが・・・
近作は、出てくる女の人たちが、みなとても強くて、魅力的だった。

特に千代子を演じた石田えりさん、
とても魅力的でした。
かつて子供を捨てた母親、
とてもしたたかな、いやな女の役なのに、
とってもキレイなの、
息子の全てを許し彼を包み込む、

そして、なんだかとってもこの人が出ると、
メルヘン・・・な感じになる。ユリちゃん役の、辻香緒里、
しゃぼん玉が、ほんとに似合ってた。
ラストも、なんかねー・・・*:.。☆..。.(´∀`人)

冴子役の板屋由夏さん、浅野さんとのシーン、
とてもセクシーでした。
健次を包み込む彼女、素敵な女性を演じてましたわ。

ラスト、オダギリジョーさん、
やはりこの人も、こういう暗めの役、
すごく雰囲気が独特で、彼にしかない表情に、とてもひきつけられてしまいます。
昔、初主演で、浅野さんと共演したときは、
まだ、浅野さんとは互角な感じではない気がしたが、
今回は、2人のシーンに、思わず、見とれてしまいました。*:.。☆..。.

これ、神戸では明日で終わってしまいます。
うーん、もう一回見たい気がしてます。
かなり私、つぼでした。

仕事終わってダッシュするかも?
シネリーブル神戸は20時5分のみで、明日までですよー・・・
by skystarseanaight | 2007-10-04 15:36 | 映画
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