アイデン&ティティという映画で、
銀杏BOYZの峯田君演じる、中島のセリフだ。
みんなの心の中にも、きっとロックは住んでいる
そのロックは、きっと言うだろう
やらなきゃならないことをやるだけさ!
だから、うまくいくんだよ・・・
なんかかっこいいなーって思った。
この映画のストーリーは、バンドブームの中、
メジャーデビューしたバンドのギターで、曲も書いている中島(峯田)が、
そのブームが終わり、忘れられていく中、
大人たちのいう、売れる曲をつくれという言葉に、
なんか違う、これは、俺のやりたかったことじゃないと悩みながら、
自分自身の中にある本当のロックを求めていく。
今、日本の音楽業界は、
バンドを育てるということをしない。
メジャーデビューしても2年CDが売れなければ、契約をうちきられるといったケースを、
ここ何年、何度も聞いた。
2年ぐらいで結果はでるのだろうか?
もう少し、長い眼で見てはくれないのか・・・
なんか、いい音楽をしている人たちはいっぱいいるのに、
悲しい話である。
世の中、不景気だということなのか?
また、メジャーに入ったとたん、売れせんの曲を作れっていうのは、
映画ではなく、現実にあるらしい。
自分の思った音楽をやれないことは、
とても苦しいことだと、あるミュージシャンが言ってた。
こんな事でいいのか?日本の音楽よ!
と思っていたが、
最近は、メジャーに属さず、インディーズとして、活躍するバンドが増えてきた。
日本の若者たちのパワーはすごい。
このさきの未来は、明るい。
最後になるが、この映画、峯田君がとってもいい。
見てて何度も、泣けた。
音楽をやっているときと同じ、とってもきれいな瞳をした人だと思う。
あと、共演に、今話題の中村獅童もでてる。
そして驚いたことに、私の大好きな俳優、浅野忠信も出ていた。
なかなか、いいよ!
アイデン&ティティ